<融資先紹介>
インド・パキスタン料理店アザーンさんへの融資を行いました。
代表は、バンクの初期からの出資者さんでもある、進藤昌代さん。
融資額:50万円
融資実行:2015年1月
(担当:中橋)
なぜ、ハラルのレストランを?
・・・インタビューをお読みください。
*インド・パキスタン料理店アザーン開業の動機
日本では馴染みの少ないイスラム文化。「知らない」ということが原因で、不安になったり、怖がられたり。
夫はパキスタン人。子どもたちが学校に入る年になり、友達とも仲良く過ごしてほしいとの思いで、多文化の共生を目指したコミュニティ・カフェをつくって行こうと考えました。
またハラール対応(イスラム教の戒律にのっとって処理された食品)パキスタン料理で地域の人と外国人を結ぶ(文化交流、語学交流、情報交換など)場を提供したいと思います。
知らないと言う事は、不安と恐怖が生まれ、差別や怒りを生む事もあります。
交流のなかで相手を知る機会をつくることで、異文化への理解と共生による平和をもたらしてくれると思いました。
☆バンクの活動について
以前からピースバンクの出資をしており、ピースバンクの社会貢献活動にとても興味をもっていました。こうしたつながりが広がって社会がより良くなればと思います。
☆今回の融資の使い道
インドから特注したタンドリーチキン釜の購入費用に充てました。
☆融資によってはじまったこと、新しいこと、変化について
パキスタン人の夫と二人での創業ですが、開店準備であたふたして相談できる人がいないなかでピースバンクよりアドバイスをいただき、いりいろな不安を解消することができました。店の方も軌道に乗りつつあり、先日石川県のパキスタン友好協会の設立を行うこともできました。
☆今後の展望について
地域のコミュニティーの場として、いろいろな方がこの店をベースにしてチャレンジしてほしいです。また、イスラム教徒向けのハラル対応のみならずベジタリアン向けのメニューを提供したり、健康や食育をテーマとして幅を広げていきたいと思います。