石油の採掘現場より

ピースバンク出資者のみなさま、協力者のみなさまへ

こんにちは。先日行われた新保町の「竹とうろう祭り」は、10軒だけの集落が、魅力いっぱいに輝いて、大成功だったそうです。新保町で生まれたけれどもう住んでいない、という方が、「自分のふるさとが誇らしい」とおっしゃったそうで、何よりでした。 MLを読んで参加してくださった皆さま、ありがとうございました。

今日はお知らせ3つです。

1)融資先・精神障がいという病を得た人たちの職場をつくる「KMC」さんのこと

2)「稼げるNPOが石川を変える」フライヤー完成。

3)クリーンなエネルギーを求めて。石油の採掘現場より

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1)KMCさんのこと

先日お知らせしました、今年度1つめの融資先・NPO法人「KMC」さん。 融資を申し込まれた時の、申請書を まるごと、バンクのウェブサイトにアップしてあります。

想いや、活動内容がよくわかりますので、どうぞご覧ください。メンバーの方のお写真も。

ピースバンクとしてはいままでの最高額の300万円を、お貸ししています。

2)「稼げるNPOが石川を変える」

ピースバンクで12月に予定しています、このセミナー。 バンクのウェブサイトからフライヤーがダウンロードできるようになりました。「資金が志金になれば、みんながしあわせなんです」と、大きく入っています。どうぞご覧ください。 http://www.piecebank.net

3)石油の採掘現場より

ピースバンクでは、お金やもの・サービスなどが、見える範囲でぐるぐる回る、「みえるつながり」による持続可能な社会を目指して活動しています。

その対極にあるといえるのかもしれない、「みえないつながり」のお話が、金沢であります。

テーマは身近な「石油」・・・・日々お世話になるものなのに、何も知らない、現場の話。 現場からの声を直接聞くことで、「みえない」ことの危険性をリアルに感じる機会になるかもしれません。

主催はアムネスティインターナショナル。 毎回、とても生な、現場感あふれる生の声をきかせてくれます。

特に今年は若いスピーカーさんがいらっしゃるので、若い方たちにも聞いていただけたら。

アムネスティ・スピーキングツァー

■ナイジェリア:石油採掘がもたらす環境汚染と人権

■ゲスト:ディネバリ・ディヴィッド・ヴァレバさん    ※スピーチは英語、日本語の通訳が入ります。

■日時:2011年10月23日(日)午後5時開始~午後7時終了

■会場:金沢市近江町交流プラザ 4階 集会室 (近江町市場に隣接) ■参加費:500円(資料代含む) ■主催:アムネスティ・インターナショナル金沢グループ

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◆ゲストのプロフィール  1978年、ナイジェリアのリバーズ州に生まれる。オゴニ族。原油の流出や、石 油採掘による廃棄物で汚染されたナイジャーデルタ地域で生まれ育つ。  生家は農業を営んでいたが、土壌や水質が汚染されたために、両親は農業を断念し て小さな商いを始めた。しかし、農業ほど収入が得られなかったために家庭は貧しく なり、幼少期は清潔な飲料水や電気、保健医療などの公共サービスを受けることがで きなかった。  その後、キリスト教会の支援によって小中学校の教育を受け、両親が土地を売って 捻出した費用をもとに大学に進学。こうした経験から、環境や人権を保護する活動に 関心を強め、自らが生まれ育ったナイジャーデルタの環境保全のために、地域住民と ともに長年にわたってさまざまな活動を続けている。

現在は、環境・人権・開発センター(CEHRD)のプログラム・オフィサーを務めて いる。CEHRDはナイジャーデルタを拠点に同地域の環境保全、人権擁護、地域住民の 生活改善に取り組むNGOである。ここ数年は、アムネスティ・インターナショナルと 協力して石油採掘による環境破壊の現状や現地住民の声を国際的に発信し、汚染を引 き起こしたシェル石油に汚染除去の責任を求めている。  ナイジェリアのカラバル大学の博士課程に在籍しており、ナイジャーデルタの資源 や環境をめぐる紛争解決に貢献するために、博士論文でも調査を進めている。 ================================

今日は以上です。最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました(代表理事・小浦)

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