ピースバンクの融資先でもある「特定非営利活動法人KMCキャンワーク」さんに行ってきました。
キャンワークさんは、障がいを持つ人たちに『ひとつでも多くの社会とつながる場を』という思いで開設された小規模作業所です。平成16年3月NPO法人格を取得してから地域活動支援センターとして活動されています。
今回、就労型の作業所として新たにギョーザのお店を始めることになり、そのつなぎ融資としてピースバンクもお手伝いすることになりました。
バンクの専門家派遣を希望されていたので、
詳しいことをお聞きするためにお邪魔しましたが。。。。
キャンワークさんの事業体系が簡易作業所から就労型の作業所へ移行するため、現在手続きの山場だそうで、ギョーザ事業にはほとんど手を付けていないというお話でした。
オープンまでのロードマップを作り、お店のコンセプトや宣伝の仕方などなど3時間にわたって話し合いました。
「障がい者が作るギョーザ」というのを前面に出すべきかどうか?
県からの補助金に頼るだけでなく、
ちゃんとギョーザ事業として回していくためには一日何食売らなくてはだめか??
その日お邪魔したバンクのメンバー(3人とも自営業)からのいくつかの提案は、福祉業界にいる人たちにとってはいきなりすぎてちょっと戸惑ってしまう部分もあったかもしれません。
でも、バンクの仕事はお金を還してもらったらそれで終わりではないのです。
事業として運営していくことで、障がいを持つ人たちが職を得ることができているかどうか。
そのことを見届ける役割もあると思っています。
キャンワークさんとお店づくりの話をしていたら、
自分が自営業を始める前のことを思い出し、
懐かしい気分に浸ってしまいました。
ギョーザのお店、楽しみですね。早く行ってみたいです。
(ピースバンク運営委員 ほしのあき)