2月18日(土)「あなたの思い伝わっていますか?」と題して 専門家派遣公開ワークショップを開催しました。 参加者は20名。ちょうど顔が見れて、話が聞ける、ほどよい人数となりました。
講師は、株式会社VOICEのアートディレクター財部裕貴(たからべひろき)さん。
まず前半では、
あかりプロジェクトの『まいっか100smile』のアプリを 参加者さんに見ていただき、どのようなアプリなのか それぞれに思いを持っていただいてから、あかりプロジェクトの村田さんにアプリへの想いを語っていただきました。
そして、財部さんのお話に続きます。 モノ・コトを意識して、発見し、そこをこクローズアップするコンセプト。 その手法として、「言い替えの手法」があると教えていただきました。
例えば、 ディズニー[気持ちのよくなる魔法をかけます] クロネコヤマト[わがまま運びます] 旭山動物園[命を伝える動物園] と言うように直接的でない、けれど的確にモノ・コトを表す手法です。
その言葉を探すためのコツを財部さんから伝授してもらい、 みんなで実際に言葉さがしに挑戦しました。
やってみたら、一番うまい表現を考えたのは ご本人のあかりプロジェクトさんだったりしました! やっぱり事業主が一番コンセプトをわかってるんですね」
後半は、マーケティングについてです。 マーケティングとは、 モノ・コトをターゲットに効果的に伝え、 意図した行動をしてもらうための活動。
★認知され、売り上げにつなげるには、 それぞれの場面で何が必要か?
★ターゲットにとって、最適な4つのPを考える。 Product 製品 Place 流通チャネル(どの場所で、メディアなど) Promotion 販促活動、行動促進のしかけ Price 価格
★認知200→集客100→売り上げ50 認知から集客へ持っていくには、共感が出来るような話題が必要。 集客から売り上げに持って行くには、共感・信頼ができる価値が必要。
認知してもらうための媒体は何があるか、どんな話題があるかなども、 参加者さんに出していただき、賑やかな雰囲気の中で あっという間に時間が過ぎていきました。
参加者の方からは、 「大変面白くコンセプト作りやマーケティングの勉強が出来てよかった」 と言う声をたくさんいただきました。
講師の財部さんは、 「参加者の方全員がちゃんと ソーシャルデザイナーの視点を持ってました。 普段から、(社会に対して)いろいろ考えている方なら、 そんなに難しいことではないんですよ」 と、おっしゃってました。
以下は、あかりプロジェクトの村田さんからいただいた感想です。
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昨年の3月に『まいっか100smile』をリリースしてから、 バンクさんにもたくさん応援していただいたにも関わらず、 売れ行きが思わしくなく、 わたしたちはとっても落ち込んでいました。
落ち込みが、徐々にあきらめに変わり、 あの事業はなかったことにしたいような…、 白状するとそんな気持ちだったのです。
手立てを打たないとこのまま何も変わらない! とわかっていながら、 でも、果たして何を変えればいいかがわからない! その上に本業の忙しさもあいまって、 『まいっか100smile』は明らかに滞っていたのでした。
そんなある日、バンクさんにこのワークショップのお話をいただいて、 もしかすると、ここから抜けられるチャンスなのかも! と気持ちが明るくなりました。
参加させていただいて、 本当に有意義でしたし楽しかったです。
財部さん、バンクのみなさま、参加者のみなさま、 大人のみなさまがそれぞれにお忙しい中を親身になってくださって…。 それは文字通り、有り難いシチュエーションと言うほかなく、 ああ、なんて贅沢なんだろう…と思いながら 大切に味わうように過ごした3時間でした。
コンセプトの大切さ、 その基となる言葉を生み出す方法、 マーケティングの基本。 これらを、単に知識として得るだけではなく、 すべて『まいっか100smile』の現状にあてはめて 会場のみなさまと一緒に検証させていただけたのが 本当にためになりました。
おかげさまで、 何がわからないのかがわかって、 何を変えればいいのかもわかったような気がします。
それさえわかれば、 あとはスケジュールに落とし込んで行動あるのみ! わたしたちのペースで、 実行に移していきますね。
みなさま、今後『まいっか100smile』の伝え方が前と変わっているのを見つけたら、 「あ、ついに実行したんやわ、うふふ」と思っていただければ幸いです。 是非是非、下記facebookページをたまに(笑)チェックしてみてくださいね☆
では、本当にありがとうございました!
感謝を込めて あかりプロジェクト村田
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「あ、ついに実行したんやわ、うふふ」 と思える日を楽しみに待ちたいと思います。
(ピースバンク運営委員 大塚)