4月25日にしいのき迎賓館にて設立総会を開催いたしました。
まずは、代表のあいさつ。
つぎに、準備会期間中に行った実験融資3件について、ピースバンクのメンバーより事業報告。
まずは、竹の四季さん。
内川の限界集落の野菜をつかって、自然食のレストランを開業。
その資金として、50万円を融資しました。
http://piecebank.net/yuushisaki/%e7%ab%b9%e3%81%ae%e5%9b%9b%e5%ad%a3/
つぎに高木糀商店さん。
味噌の仕込みに使っている、杉樽の購入資金として融資しました。
http://piecebank.net/yuushisaki/takagikouji/
そして輪島土蔵文化研究会さん
能登半島地震で損壊した土蔵の修復のために、国交省の補助事業に応募しており、その精算までのつなぎ融資として50万円を融資しました。
http://piecebank.net/yuushisaki/wajimadozou/
土蔵文化研究会の水野さんよりひとこと・・・
事業の補助金は、終了後の精算払いとなっているので、活動中の実費はメンバーの立替払いになるか、支払いを待ってもらうことになります。
このような制度があることはたいへんたすかります。
また、機会があったらぜひ利用したいと思います。
竹の四季の秋元さんよりひとこと・・・
お店をスタートさせて1年、あの場所で自然食のお店をスタートさせることの重みをひしひしと感じています。
ピースバンクから融資を受けたことで、宣伝に協力してもらったことだけではなくて、落ち込みそうなときに、親身になってくださったことが支えになりました。
決算報告ののち、設立準備会は解散。設立総会にうつりました。
まずは、議長の選出です。
まず第1号議案として、定款についてのご説明です。
第2号議案として、理事・監事が決定しました。
第3号議案として、2010年度の事業計画。
そして最後は第4号議案として、2010年度の収支案です。
以上、拍手をもって承認され、設立総会は滞りなく終了いたしました。
休憩をはさんで、第2部では糀についてたくさん学びました。
高木糀商店さんの高木竜さんが、バンクの融資で購入した、杉樽とともに登場。
糀菌についての貴重なおはなしを伺いました。
「糀屋は、菌を守っていくのが仕事。
糀の文化も守っていくことで、樽の文化や、昔ながらの町家での暮らしぶりなども同時に次の世代に伝えていきたい。
出資者の顔が見えることにとても緊張しました。
でも、とてもいい刺激になり、まちづくりに参加しているという感覚がありました。」
最後に、糀料理の魔術師(?)小紺結花さんが登場。
かんたん、おいしい!糀料理のレシピを伝授してくださいました。
出席されたみなさま、どうもありがとうございました!
これからも、どうぞよろしくおねがいいたします。