春爛漫、みなさまいかがお過ごしですか。
今日、子どもを幼稚園に送っていったら
中から新入園児のいさましい泣き声が聞こえました・・・
みんな一歩踏み出す春ですね。
今日はお知らせ2つです。
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1)新しい融資先
七尾の「ファニーシングス」さん
返済期間 2012年3月から7月
融資申し込み理由の全文と写真はこちら
http://bit.ly/IqkJVx
七尾のカフェスペースです。
代表の石田さんは、能登の活性化を目指して、
実際に(普通はアイディア倒れになりそうな)いろんな企画を本気で取り組んでいます。
食事のメニューには、タガメなどの昆虫があったり、
イベントには闇鍋があったり、
最近では、カフェの裏に、コワーキングスペースを作ったり、
カフェの2階をゲストハウスにする準備を進めています。
また、能登の若者を集めて原子力発電や震災瓦礫問題の勉強会なども開いています。
事業を進める上で、視野が広く企画力があり、
また、それを自分でやらず、人に任せることで、自分も楽しむという立ち回りのうまさも持っています。
豊富な海外(カンボジア)経験とヨサコイソーラン日本海チャンピオンのガッツで
事業を順調に続けて行って欲しいと思います。
(ピースバンク理事 安野)
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2)エネルギーの地産地消なるか?
飯田哲也さん来沢
ピースバンクではお金の地産地消を目指していますが
他になにを地域で循環させたいか?と聞いたら
今は圧倒的に「エネルギー!」と
みなさんおっしゃるのではないでしょうか。
単に石油や原子力からほかのものに切り替えるということでなく、
生活、地域社会が大きくかわる可能性に満ちた
「再生可能エネルギー」
その可能性を語らせたら今、日本一、といえる
飯田哲也さんが来沢です。今週末!!
山梨では2000人の聴衆が詰めかけたという
飯田さんの講演です。
石川ではまだまだ広まっていませんが
大注目です。
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※※ 映画「第4の革命」公開記念講演会 ※※※
ISEP(環境エネルギー政策研究所)所長
飯田哲也さん講演会
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4/14(土)からシネモンドで上映される映画「第4の革命」は
世界中の再生可能エネルギーへの
取り組みを描いたドキュメンタリー映画です。
ドイツで大評判となったこの映画の
金沢公開を記念して、飯田哲也さんの来沢が決まりました。
311後、連日マスコミに呼ばれ、スタジオにて理路整然と
エネルギー政策に提言を続けてきた飯田さん。
原子力行政に従事した経験から、その裏表を知り尽くし、
現在は経産省の総合資源エネルギー調査会委員や「自然
エネルギー財団」業務執行理事も務める、自然エネルギー
政策の第一人者です。
午前の部は経済の話を、午後の部は我々の暮らしの話を中心に、
再生可能エネルギーによるエネルギー革命の話を伺います。
(第一部と第二部の会場が違いますのでご注意ください)
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【講演会第1部】
日時:2012年4月14日(土)9:30~11:30
地場産新館 コンベンションホール
<テーマ> 「再生可能エネルギーと世界の動向」
世界は、今、農業・産業・ITにつづく「第4の革命」の
渦中にあります。これは、単にエネルギー源を変えるという
話ではなく根本的な構造変化を起こすということです。
巨大集中型エネルギーから、地域分散型エネルギーのシフト
は再生可能か。また、地域資源の活用により、地方が抱えて
いる問題の解決策を導くことができないか。原発事故に至った
日本のエネルギー政策の過ちを検証しながら,これからの、
エネルギー政策のあるべき姿を地域から考えていきます。
【講演会第2部】
日時:2012年4月14日(土)13:40~15:40
石川県女性センタ-大ホール
<テーマ> 「幸福に暮らすエネルギー」
~3・11を体験した私たちが創る「これからのエネルギー」~
大企業や専門家、政治家だけに任せるのではなくエネルギーを
市民の手に取り戻すには、どうしたらよいでしょう?
既に脱原発に向けて歩み出した国々があります。
その選択ができたのは、政治レベルで議論の変化と決断があった
からですが、それを後押ししたのは、「原子力より再生可能
エネルギーを!」と願う多くの市民の自発的な意思でした。
毎日の暮らしのなかで脱原発・エネルギーシフトに参加する方法や、
それぞれの地域にあったエネルギーの創り方・使い方、未来を
犠牲にしないエネルギーを実現する方法について、海外の事例だけ
でなく国内での取り組みについても、お話を伺います。
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主催:シネモンド
金沢市香林坊2-1-1 KOHRINBO 109 4F
TEL 076-220-5007 /FAX 076-220-5008
mail@cine-monde.com
入場料:(映画「第4の革命」シネモンドでの鑑賞券付き)
講演チケット 前売り2,000円:当日2,500円
1部2部両講演共通チケット 前売り2,500円:当日3,000円
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映画「第4の革命 エネルギーデモクラシー」
www.4revo.org/
4月14日~4月27日までシネモンドにて上映
環境政策で世界をリードするドイツを脱原発へ導いた
ドキュメンタリーがついに日本上陸。
原発事故後、世界に先駆けて脱原発法案を閣議決定し、
世界を驚かせたドイツで、大反響となったのが映画「
第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」。
異例の13万人を動員し、2010年ドイツで最も観られたこの映画は、
再生可能エネルギーの取り組みに焦点を当て、その可能性を探るドキュメンタリー。
映画にはヨーロッパの再生可能エネルギー推進政策の中心人物、
各界のキーパーソンが登場し、電力自由化や再生可能エネルギー
産業など、これからのエネルギーのあり方を語る。
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<ゲストプロフィール>
飯田哲也(イイダ テツナリ)
1959年、山口県生まれ。
京都大学大学院工学研究科原子核工学専攻修了。
東京大学先端科学技術研究センター博士課程単位取得満期退学。
原子力産業や原子力安全規制などに従事後、
「原子力ムラ」を脱出して北欧での研究活動や非営利活動を経て
ISEPを設立し現職。
自然エネルギー政策では国内外で第一人者として知られ、
先進的かつ現実的な政策提言と積極的な
活動や発言により、日本政府や東京都など地方自治体のエネルギー
政策に大きな影響力を与えている。
国際的にも豊富なネットワークを持ち、21世紀のための自然
エネルギー政策ネットワーク(REN21)理事、世界バイオエネルギー
協会理事、世界風力エネルギー協会理事なども務める。
また日本を代表する社会イノベータとして知られ、自然エネルギー
の市民出資やグリーン電力のスキームなど、研究と実践と創造を手がけた。
政権交代後に、中期目標達成タスクフォース委員、および行政刷新
会議の事業仕分け人、環境省中長期ロードマップ委員、規制改革
会議グリーンイノベーション分科会委員、環境未来都市委員などを歴任。
3.11後にいち早く「戦略的エネルギーシフト」を提言して
公論をリードしてきた。
孫正義氏に付託されて、「自然エネルギー財団」設立の中心を担い、
現在、同財団の業務執行理事を務める。
2011年10月より経済産業省資源エネルギー庁 総合資源エネルギー
調査会基本問題委員会委員、及び内閣官房原子力事故再発防止顧問
会議委員に就任。
主著に『北欧のエネルギーデモクラシー』(新評論)、『エネルギー進化論』
(ちくま新書)、『エネルギー政策のイノベーション』(学芸出版社)、
共著に『「原子力ムラ」を超えて~ポスト福島のエネルギー政策』
(NHK出版)、『原発社会からの離脱―自然エネルギーと共同体自治にむけて』
(講談社現代新書)、『今こそ、エネルギーシフト』(岩波ブックレット)、
訳書に『エネルギーと私たちの社会』など多数。