金融恐慌の哲学

<中村>

西田幾多郎記念哲学館でのイベント案内です。
バンクととっても関係があると思うのでご案内します。
http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/nishida-museum/
『金融恐慌の哲学 ― 21世紀の生活設計』

講師:加藤尚武氏(かとうひさたけ) 
京都大学名誉教授
1937年生まれ。東京大学大学院修了。
2000年紫綬褒章受賞。
6月6日(土)14:00~
入場無料、申込不要

加藤さんは環境倫理学の第一人者です。
著書「環境倫理学のすすめ」はベストセラーになっています。
・・・

環境倫理学とは・・・
人間が社会的存在として環境へどう関わるか?考えることが
環境倫理学です。環境と人間との<間>で人間存在をどう捉えるか?
おおよそ3つの共生原理から考えていきます。

①地域間の共生
空間的な広がりの中で、人間の共同体を考えます。
自分の所属する地域が、他の地域に影響を与えており
私たちの行動は、他の地域社会に対し責任を伴うという考え方です。

②世代間の共生
時間的な広がりの中で、人の存在を捉えます。
私たちが今生きている環境は、過去から引き継がれたものです。
そして、それは将来へ向けて時間的に共有されています。
過去か引き継いだものを、そのまま手渡すのか?手放すのか?
今、私たちは問われています。

③人間と自然物との共生
近代の人間は、人間の都合で他の生物種を絶滅に追いやり
自然を開発し破壊してきました。他の生物・物にも生存権や存在権を
認めるべきであり、それが人間の生存によい影響を与えるという考え方です。
私たちの在り方は人間だけでなく自然への責任を負っており、
すべてのものが循環の中で存在するなら、それらは同一の権利を持ち、
その生存権の否定は人間存在そのものを否定することになります。
             
      参考文献 『環境倫理学のすすめ』 加藤尚武
             『西田幾多郎 生命と宗教に深まりゆく思索』 浅見洋
・・・   

このような観点から社会的存在としての“わたし”の位置について
一度ゆっくり考えてみませんか?
環境問題は逼迫しています。問題が大きくなっていく中で、個人の力が
小さくちっぽけなもののように感じられる・・・という方も多いのでは?
と思います。“わたし”と“環境”との関係性を丁寧に噛み砕いてみることで
“ひとりのわたし”がやっているどんな小さな行為でも、それは大きな問題を
解決する重要な糸口になっているということを感じられるのではないでしょうか?
お金と環境・・・ちょっと前までは別々に語られていたものが、同じ線上で
語られることが多くなってきました。環境倫理学の第一人者による金融の講座。
どんなお話がきけるのでしょうか?たのしみです。

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