500本の竹とうろうが新保町に。

ピースバンク出資者のみなさま こんにちは。今日は秋晴れの野々市町でした。

今日のお知らせは

1・「新しい公共」をつくる・・石川県の委託を受けて、セミナーをやります!

2・新保町で「竹とうろう祭り」

3・あかりさん 中日新聞に。「摂食障害辞典」

4・酒井さんの畑

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1・「新しい公共」をつくる・・石川県の委託を受けて、セミナー開催

震災のあとのいろんなことで、多くの人が、もう国や大きな行政機関に全てを頼りきり、任せきりの時代は終わりにしなくてはと思い始めたようです。

 

よく例に挙げられる義捐金でいえば、自治体が配るからには平等が大原則で、そうなるとどうしてもスピード感が出なくなってしまう。 では今必要な人に必要な支援を届けるにはどうすればいいか? 非営利団体(NPO)が、行政の隙間を埋めるように、細かなニーズに早くこたえるべく、活動しています。 神戸の震災の時に芽生えたNPO活動の芽が育っていることを感じた方も多いのでは。

 

それから、壊滅的な被害を受けたカキの養殖業者組合さんが、「一万円くださったら3年後にカキでお返しします」とお金を募ったところ、瞬時に1億円以上が集まったというニュースがありましたが、多くの市民が、今、資金・・・志金の出し手になりたがっています。

 

「志金」があり、それを活かして活動したいNPOがあり、支える住民や行政や金融機関があり・・ しかたがない とあきらめることが多い社会で、少しずつでも「新しい公共」を実現して、それぞれが主人公で生きる社会に・・・・・そのために今どうしても必要なことを考えるセミナーを、ピースバンクで開きます。 (石川県からの委託事業です。)

 

講師に、愛知のNPOバンク momo 代表の木村さんにお越しいただきます。momoさんは、事業やNPO活動への融資審査をしながら、「志金」の出し手と使い手をどうつなぎ、どう活かすか、考えて考えて、毎年すごいスピード感で新しい活動を展開していらっしゃいます。

 

12月10日 金沢   12月17日 小松   12月18日 輪島  の三回です。

 

このセミナーのために、バンクのメンバーで、県内あちこちのNPO団体や金融機関にお邪魔して、まずご挨拶から始めているところです。石川ならではの事情も、この際勉強したい!と思っています。 進捗状況はウェブサイトやフェイスブックでも皆さんとシェアしていきますので、どうぞよろしくお願いします!

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2・新保町で「竹とうろう祭り」

10軒だけの集落、金沢市内川地区の新保町。 ここのお野菜を使ったレストランに融資した際に、ピースバンクメンバーもこの町にお邪魔しました。

限界集落という言葉の向こう側に、美しい里山と、住民の方たちの強いつながりがあり、心ゆさぶられました。

そことのつながりで、NPO法人「39アース」さんが、毎年、「竹とうろう祭り」を開催してこられましたが、今年は大きな会場ではなく、新保町の集落そのものを舞台にして、お祭りをすることになっています。

10月9日(日)・・・いつもの朝市はお休みで、 夕市が15時から始まり、お餅つき・エコ忍者ショー・バンド演奏・新保町の民話や胡弓、チェロ演奏で19時半終了です。

イモ掘り大会は14時から随時。小さな集落に竹とうろうの光が並んで、周遊出来るようになっています。

 

「神社を中心に竹筒灯籠を500本並べて点火し、各家をライトアップする話をしましたら、その情景を想像してみんなの顔が輝いてきました。
これまで、蚊帳の外だった男の人達の参加も決まりました。
竹の筒500個を作ったり、町の周辺をきれいに草を刈ったり、集会所の片づけをして、参加してくれることになりました。また、お芋掘りの指導も引き受けてもらいました。
お爺さんの中に元技術屋さんがいて、複雑な竹灯籠作りにも意欲的でした。
前町会長さんは、新保町の人々が最近、生き生きして来たと喜んで下さいました。
これで、新保町と「よそ者」の39アースに垣根がほぼなくなり、一緒に竹灯籠祭りを盛り上げていく体制が出来ました。
隣村の住吉町からは「大挙していく」と言われているようで、積極的に外側へ呼びかけてくれているようです。新保町始まって以来のお祭りと言っておられ、相当期待が高まっています。」

 

ゆったり しみじみと楽しいお祭りになりそうですね。金沢市の内川墓地公園をめざしていくと、案内が出ています。

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3・あかりさん 中日新聞に。

バンクのメンバーから「みてみて!いづちゃんが新聞に」とメールが。 融資先「あかりプロジェクト」さんの活動が大きな写真入りで紹介されていました。

「摂食障害者の心情が辞典に」 http://bit.ly/mTuPq4

 

4・酒井さんの畑

昨年度の融資先 新規就農の酒井さんに「最近どうですか」とお電話したところ、この夏はトマトは全滅だったそうで、「大変でした・・・・」と。今はいちごの株や、秋まきの野菜を、畑いっぱいに植えて、また大忙しだそうです。 収穫物は、野田のJA直売所に運んでいらっしゃるとのこと、見かけた方はどうぞお手に取ってみてください。

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9月末で、出資者 142名 出資金 7,409,000円 となりました。 融資件数 4件 融資総額 4,930,762円です。 融資総額が増えていくのはうれしいことですが、残高がさびしくなってきました。 「そのうち出資しようと思っている・・・」という方がいらしたら、ぜひこの機会(!?)に・・お待ちしています。

ピースバンク代表理事 小浦むつみ

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